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ペルセウスの神話 [神話]

大神ゼウスとアルゴスの女王ダナエとの間に生まれたペルセウス。

ダナエの父であるアルゴス王は、神託によって自分が孫に殺される運命であることを知り、二人を追放した。

セリーポス島で成長したペルセウスは、ふとしたことから見る者をすべて石と化す怪物メドゥーサの首を取ってくるはめに陥った。
だが、ペルセウスは神々の加護を受け、知恵と戦いの神アテナの楯、旅人と伝令の神ヘルメスの翼あるサンダル、冥府の神ハデスの隠れ兜を入手した。

それらを使って首尾よくメドゥーサの首を手に入れたペルセウスが、帰途、アンドロメダを助け妻とした。

やがて、ペルセウスは、母や妻とともにアルゴスに戻った。

孫の帰還を知ったアルゴス王が逃亡したために、彼はそのまま王となったのだ。

あるとき、競技会に出場したペルセウスは円盤投げで誤って老人に円盤を当て、殺してしまった。
この老人こそ元のアルゴス王、すなわちペルセウスの祖父だった。
神託はここに成就したのだ。

その後、自分が殺した祖父の国を継承することに耐えられす、ペルセウスは他国の王と国土を交換し、ミュケナイその他の王国の支配者となった。

死後、ペルセウスはアテナによって天に上げられ、星座となった。


ペルセウス座 [星座]

カシオペヤ座の東、天の川の中にあるのがペルセウス座である。




近くにはぎょしゃ座カペラもあるので、そのあたりを目安に捜せる。

ペルセウス座には見逃せない天体が多い。

特に夏(7/20-8/20頃)にみられるペルセウス流星群は外せない。(極大は8/13頃)

母天体は周期133年のスイフト・タットル彗星で極大時には1時間あたり30~60個の流星が出現する。

そのほか、ふたつの散開星団が接近している二重星団。

アメリカのカリフォルニア州に似た形のカリフォルニア星雲。肉眼では見ることが不可能。長時間露光で撮影してようやくその形が確認できる。

主星 アルゲニブ 黄白色超巨星 地球からの距離は約590光年

主星 アルゴル 赤色準巨星 連星 食変光星 地球から距離は93光年


隣接する星座 カシオペヤ座 おうし座 ぎょしゃ座 アンドロメダ座 など













カシオペアの神話 [神話]

エチオピア王妃カシオペアは、自分が美人であることをいtも鼻にかけていた。

さらに娘アンドロメダの美しさも自慢の種だった。

そして、常日頃、ことあるごとに
「この世の中で私の娘のアンドロメダに美しさで勝てる女はいない」
「そのアンドロメダの母である私も、もちろん美しい」

国のあちこちで高言していた。


ある日、彼女はつい口が滑った。

「いくら美しくも、ネーレイデスたちだって、私の娘アンドロメダには勝てない」

これを聞いて激怒した海の神々は、アンドロメダを化け鯨の生け贄にしようした。

この危機は英雄ペルセウスによってなんとか回避できた。


事件の張本人である軽率なカシオペアには死後、ポセイドンら海の神々による報いが待っていた。


カシオペアは椅子に縛り付けられた姿で天に上げられ、星座とされてしまったのだ。

しかも、一日に一度、海の下に降りて休息することすら許されなかった。

カシオペヤ座 [星座]

5個の3等星や2等星が「W」の形で並んでいることで知られる星座だ。



周囲にあまり明るい星がないこともあって、市街地でも比較的探しやすい星座です。

主な恒星 5

主星 ジェダル 橙色 地球からの距離は約228光年。

隣接する星座 ケフェウス座 とかげ座 ペルセウス座 など







おおぐまとこぐまの神話 [神話]

精霊のカリストは月の女神アルテミスの侍女。

ある日、その美しさに心を奪われた大神ゼウスは、アルテミスの姿に化けてカリストに近づき、契りを交わした。
カリストは妊娠し、アルカスという男の子を産み落とした。

これを知った処女神アルテミスは激怒し、カリストを醜く大きな熊に変えてしまったのである。
熊となったカリストは、生まれたばかりわが子を置いて、森の奥に姿を消した。

月日がたち、りりしく成長したアルカスは一人前の狩人となっていた。

ある時、アルカスが獲物を求めて森の中を歩いたところ、一頭の熊と出くわした。
まさかそれが自分の母親だとは知らないアルカスは、とっさに矢をつがえ、熊の心臓に向けて狙いを定めた。
この有様を、天上から見ていたゼウスはアルカスに自分の母親を殺させるわけにはいかないないと、アルカスの姿を小熊に変えた。
そして、ふたりのもとにつむじ風を送って天上に吹き上げ、星座としたのである。

だが、ゼウスのしたことを快く思わない女神がいた。

日ごろから夫の浮気を腹立たしく思っていた妻のヘラである。
ヘラは憎くてたまらないカリスト親子をいっそう苦しめようと、海の神オケアノスの妻テティスに頼み、海の中に入って休むことができないようにしてしまったのだ。

こうして他の星座は一日一度、休息のときが訪れるのに、おおぐま座とこぐま座は一年中休むことなく、北の空を回りつづけることになったのだ。

こぐま座 [星座]

こぐま座のしっぽは北極星。

こぐま座は7つの星(小北斗七星)で構成されているが明るい星がないため形を見極めることが難しい。



ポラリス(北極星)は3重連星。(黄色超巨星)

地球からの距離は約430光年。

当初は連星(ポラリスaとポラリスb)と思われていたが,ポラリスaとポラリスbの間に1929年に距離に3個目(ポラリスab)の星が見つかった。

ポラリスaは強い光の為、通常ポラリスabは確認することができない。

おおぐま座 [星座]

おおぐま座は一年中、いつでも日本であれば見れることができます。

一番の見ごろはやはり春。



7個の星「北斗七星」が上がってくるところは壮観です。おおぐま座を探すにはやはりこの北斗七星を目安するのが一番です。

北の空にある、おおぐま座は天の川から遠く離れているため、さまざまな天体を見ることができる。

地球から約2600光年離れている「ふくろう星雲」や、約2700万光年彼方の「回転花火銀河」が望遠鏡で楽しめる。

隣接してる星座は、りゅう座、しし座、うしかい座、かみのけ座など。
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