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うしかい座 [星座]

1等星は夫婦星の片割れ

春から初夏にかけて夜空で最も明るい星が、北の空でオレンジ色に輝くうしかい座の1等星アルクトゥルス。

全天でおおいぬ座のシリウス、りゅうこつ座のカノープスについで明るいアルクトゥルスは、おとめ座のスピカやしし座のデネボラとともに「春の大三角形」を形づくっている。

古来、青白いスピカとセットで考えられることが多く、両者は日本でも「夫婦星」などと呼ばれた。

この星座にも神話はあるが、実は「牛飼い」の正体は定まってない。

おおくま座の隣にあることから熊を追う狩人だとか、こぐま座となってるアルカスだとか、さまざまな説がある。





















うさぎ座 [星座]

真っ赤に輝く変光星

オリオン座のすぐ南に位置する小さな星座がうさぎ座です。

うさぎの尾の東の、全天一明るいシリウスが輝いているので、

地味なわりには位置の見当はつけやすい。

うさぎ座の天体で最も興味を引くのは「クリムゾン・スター」

と呼ばれるうさぎ座R星である。

非常に赤い色をしているのでこの名で呼ばれるが、光度5.5~

11.7等の変化を見せる変光星である。

また、地球から約29光年離れたうさぎ座γ星はNASA(アメリカ

航空宇宙局)の地球型惑星探査機ミッションの候補になってい

るという。

これは地球型の太陽系外惑星を観測するための宇宙望遠鏡シス

テムのこと。











こと座の神話 [神話]

知恵の神、ヘルメスが琴を作り、音楽の神アポロンが譲りうけた名器だった。
琴はその後、アポロンの息子オルフェウスの手に渡った。
神の琴を手にしたオルフェウスは、やがて動物すらうっとりさせるほどの、すばらしい吟遊詩人となった。

オルフェウスには、ニンフのエウリュディケという美しい妻がいた。

しかしあるとき、彼女は毒蛇にかまれて死んでしまったのである。
妻を失う痛手に耐えられなかったオルフェウスは、冥界に降りた。
そして、冥府の支配者ハデスとその妻ペルセポネに、妻を返してくれるよう、琴を奏でつつ涙ながらに訴えた。
彼の思いに打たれたふたりは、エウリュディケを返すことにした。

ただし、冥府を出るまでは決して妻のほうに振り返ってはならないという条件をつけて。
だが、オルフェウスはあと少しで地上につくというところで、本当に妻がいるか不安になって、つい振り返ってしまったのだ。
そのとたん、妻は永久に冥府に永遠に連れ戻されてしまったのである。
悲嘆に暮れたオルフェウスは自らを慰めるための宗教を興し、酒の神ディオニュソスを怒らせた。
そして神は、自らの信者でである女たちを彼のもとに差し向けて、八つ裂きにして殺させたのである。
川に投げ込まれたオルフェウスの首と愛用の琴は、やがてエーゲ海に達し、レスポス島に流れ着いたという。
琴は彼の父アポロンによって天に上げられ、星座となった。
















こと座 [星座]

夏の大三角形の一角が、こと座の一等星ベガである。

星座そのものの大きさは小さいため、条件のいい場所でないと見つけにくいが、ベガの左下あたりにある3~4等星の平行四辺形を探すといい。



こと座でみられる天体として最も有名なのは、惑星状星雲である「環状星雲」です。

口径の小さな望遠鏡でもリング状の美しい姿がはっきり見える。

なお、惑星状星雲とは、太陽程度の質量をもった星の最後の姿。

リングは秒速約10キロのスピードでゆっくり外側に広がっており、1万年もすれば消え去るとか。

中央に残った白色矮星(ワイセイ)も、やがて冷えて消滅する。

われわれの太陽も、約50億年後にはこのような最後を迎えるという。








さそりの神話 [神話]

巨人族の狩人オリオンは日ごろから粗暴で行状も悪く何かにつけオリオンは何かにつけ自分の力を誇示するため、オリンボスの神々の嫌われ者だった。
あるとき、オリオンが「自分より強い動物など、この世に存在しない」と高言したため、ゼウスの妻ヘラの怒りを買った。
そして、彼女は、オリオンの通る道筋に巨大なサソリを放った。

何も知らないオリオンは草むらから突然出現したサソリに足を一刺しされ、その猛毒のために敢え無く命を落とした。

大さそりは、オリオンを倒した功績をヘラや神々に認められ、星座として天に上げられた。

後にオリオンも星座となったのだが、さそりが大の苦手としまったため決して同じ時期に天を上がろうとしなかった。

(夏の星座と知られるさそり座、冬の星座のオリオン座と対照的である。また、東の空にさそり座が出てくると、オリオン座は西に沈んでしまうのだった)












さそり座 [星座]

1等星のアンタレスを中心にいくつもの明るい星がS字状のカーブを描いてるのが特徴である。



アンタレスは太陽の直径の約720倍もある。

主星 = アンタレス 赤色超巨星 連星 地球からの距離は約550光年

ちょう星団 = 散開星団

隣接する星座 = りゅう座 うしかい座 へびつかい座 など












オリオンの神話 [神話]

オリオンはたくましい好青年で、武勇にも優れていた。
だが、極めて横暴であった。

彼の最期に至るまでには、ふたつの話がある。

オリオンは何かにつけ自分の力を誇示するため、オリンボスの神々の嫌われ者だった。
あるとき、オリオンが「自分より強い動物など、この世に存在しない」と高言したため、ゼウスの妻ヘラの怒りを買った。
そして、彼女は、オリオンの通る道筋に巨大なサソリを放った。

何も知らないオリオンは草むらから突然出現したサソリに足を一刺しされ、その猛毒のために敢え無く命を落とした。


もうひとつの話。
オリオンは、月と狩猟の女神アルテミスと恋仲だった。

女神アルテミスと太陽神アポロンは双子のだった。
太陽神アポロンはオリオンの粗暴さがきらいだった。

そこでアポロンは彼の元に毒サソリを送った。
驚いたオリオンは海に逃げた。
アポロンは、海中を頭だけ出して歩くオリオンが岩とも丸太とも見分けがつかないのをいいことに、アルテミスに示し
「弓の達人であるおまえでも遠くに光るあれに矢を当てることはできないだろう」と挑発したのである。
これに乗ったアルテミスは恋仲とも知らず弓を引きオリオンを射殺してしまった。

後にこれを知ったアルテミスは嘆き悲しみ、ゼウスに頼んで彼を星座にしてもらった。


オリオン座 [星座]

三ツ星、その左上に赤い1等星ペテルギウス、右下に青白い1等星リゲル。




ペテルギウスは太陽の直径の1000倍あるといわれる。赤色超巨星はいつ星の最後の姿である超新星と化して不思議でもないとされている。

三ツ星のすぐ下の「オリオン大星雲」 地球から1600光年、直径33光年のこの散開星雲は倍率の低い双眼鏡でも見られる。

三ツ星の南東に位置する「馬頭星雲」 地球から1400光年、背後にある散光星雲の光をさえぎるように星間物質が形成した暗黒星雲がその名のとおり馬の頭の形をしている。

三ツ星とペテルギウスのあいだにM78がある。


主星 ペテルギウス 赤色超巨星 地球からの距離640光年
主星 リゲル 青色超巨星 連星 地球からの距離800光年


隣接する星座 ふたご座 おうし座 エリダヌス座 うさぎ座 など














本の紹介(オリオン座) [本の紹介]

オリオン座が消えていた!?興味ぶかいですなw










真空中の光速度は正確に 299 792 458 m/s

1光年は正確に 9 460 730 472 580 800 m

9兆4607億3047万2580.8km

なお、地球からの距離が1光年の星を見る場合、見ている光はその星から1年前に発せられたものであるため、1年前のその星を見ていることになる。仮に、たった今その星が何らかの原因で消滅したとしても、地球からはその星の1年前の光しか見ることができないため、今後1年間は星がまだそこに存在しているように見える。


タグ:オリオン座
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